こんにちは!
心理カウンセラーのリエコです。
私たちが「感覚」とつながる時、その感じ方は人ごとに違うのだそうです。
視覚イメージで受け取る人もいれば、体感覚でイメージをキャッチする人もいたりして。
そのイメージを言葉に置き換えて「見える化」することを言語化といい、先日この「言語化」をテーマにした仲間内の勉強会に参加しました。
講師は、ケイティこと桐山慶子カウンセラー。
いつも秀逸な例え話で深い気づきを促してくれる、まさに言語化の達人です。
勉強会に参加して、「心の声」を言語化するって、自分とのつながりを深くしてくれる最強ツールなんだ!という嬉しい発見があったので、
今日はそんな気づきを書いていきます。
なぜ言語化が「自分とつながる最強ツール」なのか?
頭の中にぼんやりとイメージがある時、そのイメージは顕在意識と潜在意識にまたがって浮かんでいる、と思ってみてください。
イメージを言語化するとき、私たちは「自分の感覚にしっくりくる言葉」を探すわけですが、そうすることで”イメージの輪郭”がはっきりするだけでなく、無自覚だった部分を掘り下げることになり結果的に「潜在意識」を「顕在意識」に引っ張り上げることになります。
よって、言語化することで、より深い「心の声」をキャッチできるというわけです。
やってみると、自分と対話しながら作っていく感覚があります。
言語化は、「自分とのつながり」が強いほどサクサクっと進む作業かもしれませんね。
言語化の恩恵:課題を深く掘る
勉強会では、「言語化」を使って「お困りごと」の輪郭をはっきりさせ、そこに質問を投げかけることで深く掘り下げ、課題の状況を1歩前にすすめていきました。
このカウンセリングのようなやりとりの中で、現状を自覚できたり、課題を別の視点にシフトできたりと、参加者それぞれにとって有意義な時間になりました。
そんな中、私のターンでは、困りごとの要因として「慢性化して無自覚になっていたもの」を指摘され、非常に震えました。
知っていましたとも、それが私の中にあることは‥
でも見えなくなっていたんですよね。
慢性化とは恐ろしいものです。
しかもそれが「困りごと」にこれほどガッツリと絡んでいたとは!驚愕でした。
その気付きに導いてくれたのは桐山慶子カウンセラーだけど、私が「困りごと」を言語化したことで表面に引っ張り出されたわけなので、これもやっぱり言語化の恩恵です。
言語化の恩恵:望みを深く掘る
言語化の恩恵として、あと1つ。
コレも掘り下げていけるよね!と感じたのは「ビジョン(望み)」です。
私は「望み」を描くのがとっても苦手。
それは、自分に「望む」という概念がなかったからだと分析しています。
ずっと他人軸(周りに寄り添うタイプ)で生きてきたから、「何かを望んで掴みに行く」という自分軸的発想が育たなかったのだと思います。
もしも「望み」が浮かんだとしても、「私にできるわけがない」というエゴの声にかき消されたりなんかして、そのうち浮かびさえしなくなり、
そもそもぼんやりとしか感じられなかった望みは、うやむやになって消えていくのです。
「望みをキャッチできない」→「自覚できない」→「叶わない」ってことだったんですね。おぉ‥
あの頃の自分の「望み」は受け取ってあげられなかったけど、その分、これからは自分に「本当はどうしたい?」って聞いてあげたいな。
そうやって1つ1つ望みを叶えていけたら、私の日常はさらに「自分の心」にフィットしたものになりそうです。
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例えば、パスタ屋さんでたくさんのメニューの中から1つだけ選ぶ時。
ぼんやりと思い浮かべるだけでは、自分の気持ちに最もフィットする1品とは出会えません。
「トマト系」か「クリーム系」か?
「アツアツ」か「冷製パスタ」か?
「こってり系」か「さっぱり系」か?
「ロングパスタ」か「ショートパスタ」か?
その時の気分を「言語化」することで初めて、自分を満たす最高のパスタと出会えるのです。
「ぼんやり思い浮かべたイメージ」と「輪郭のはっきりしたイメージ」、どちらが自分に強く訴えかけてくるかは歴然です。
よく「望みを書くと、叶う」といわれるのは、言語化して「見える化」することで、望みの中心に近づいていけるからなんですね。
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「心の声」を「言語化する」とは、
言い換えると「感覚」を「思考」につなげること。
それは「自分の本音」とつながるパイプを強くすることでもあります。
「言語化」って訓練すると育つそうなので、毎日の習慣にしていきたいと思いました。
心理カウンセラー リエコ