自分の心とつながるために。「自分との対話講座」振り返り。

ココロのこと

こんにちは!
心理カウンセラーのリエコです。

私たちの心の中は「思考」「感情」「感覚」と大きく3つに分けられます。

でも実際はそんなにシンプルじゃなくて、
それらが互いに影響しあって揺らいだり、
心の声が1つじゃなかったり、
気分でコロコロ変わることもあったり。

でも、
私たちはそんな「心の実態」を学ぶ機会がなく、
よくわからないままその時々で折り合いをつけ、
問題が起きると大いに翻弄されます。

心理学と出会う前、私もよく迷走していました。
「感情・感覚」にフタをして「思考」で突っ走っていた頃です。

自分の本音を掴めないまま、感情の大きな波によく翻弄され、その状態から抜け出すのにとても時間がかかって・・。またそれに伴う「自分責め」もひどくて、ものすごく消耗していました。
当時の私は「感情」と「感覚」の違いもよくわかっていなかった気がします。

先日開催された根本師匠の「自分との対話講座」は、そんな混沌とした心の世界をシンプルに言語化し、伝えてくれるもの。

「感覚・感情・思考」それぞれの性質や使い方、本音の探り方をレクチャーし、自分らしい「心との対話」が掴めるよう導いてくれる講座でした。

あぁ、あの頃の私に聞かせてあげたかった!

今日はこの「自分との対話講座」をリエコ的解釈で振り返ります。
(2回開催されましたが、後半のみの受講です。)

オンライン:1/6(土)21:00|1/9(火)20:00自分との対話講座~心の声を聴く。心とつながる。本音を聴く。~ – 根本裕幸

 

心の声(本音)はどこにある?

心には層があって、思考→感情→感覚という順に深くなっていきます。

ということは、私たちの心の声(本音)は、思考よりも感情よりも奥にある「感覚」の部分と深くつながっていることになります。

自分の本音を知るためには、「いかに感覚とつながるか」がキーになるのです。

そしてその「感覚」を思考に知らせるのが「直感」。

「直感に従うといいよ」とよく言われるのは、それが「心の声に従うこと」だからなんですね。

でも、せっかく直感が「感覚のサイン」を届けてくれても、私たちは「思考の声」や「感情の揺らぎ」に気を取られて、そのサインを見失ってしまいがち。

「思考」は自分を社会生活に順応させるために、
「感情」は怖れを感じさせて自分を守ったりして、
それぞれの役割を果たしているだけなのにね。

だから、もしも「自分とつながれていないな」と感じたなら、意識的につながりにいくことが必要なんです。

 

心の声(本音)とつながるために。

では、私たちは「自分の本音」とつながるために、どんなことをしていけばいいのでしょう? 講座で学んだことをもとに、私なりの解釈をまとめました。

❶心とつながる時間をつくる。

それは、思考のおしゃべりから離れて、自分の心とつながる時間をもつこと。その方法や空間をいくつか持って、意識的に自分の心とつながりにいきます。

講座では「みなさんの心のメンテナンス方法は?」というお題に、チャットで意見を出し合いました。

ちなみに、私のメンテナンス方法は「お風呂時間」。
お風呂にはいっていると直感が降りてくることが多いなと感じます。
いつも「あ、これお風呂から上がったらメモする!」って思うのに、その前に頭の中のおしゃべりにかき消されちゃうことが多いのですけれど。

思考と感覚は同時に働けません。
お風呂に浸かって「気持ちいいなぁ」と感じるとき、私の中の思考のおしゃべりが止まって、感性がフル回転するのだと思います。

これを読んでいるみなさんは、心と向き合いたいと思った時、どんなことをしますか? もしも思いつかなければ、よく直感が降りてくるのはどんな時かなって思い返してみることもおすすめです。

❷「感覚」を育てる

私たちの本音は「感覚」とつながっています。
よって、「感覚」を育てることは、自分とつながるセンサーを磨くことと言えそうです。

具体的には、いつも無意識にスルーしてしまう「感覚の声」をキャッチできる私になるために、体感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)に意識を向ける習慣をつけていきます。

以前、体感覚に集中する瞑想について記事を書いていました
これもとても良さそう!

でも、もっとシンプルな方法として、自分の「心地よい」を探すのはいかがでしょうか?

ざっくり言うと、自分を「より心地の良い状態」にしていくワークです。

自分を心地よくするためには五感をフルにして自分の状態を知る必要があり、おのずと感覚が研ぎ澄まされていきます。

私はお正月から実践しているのですが、日常に幸せ感が増えるだけでなく、自分を大切にできている(=自分を愛する)喜びにもつながり、楽しく取り組めています。

❸心の中を観察する意識をもつ

心の中がしゃべりだしたら、その自分を観察する視点を持ってみます。
そのおしゃべりを「思考」と「感情」と「感覚」とに仕分け、それぞれの性質をわかりながら、心の中を観察することを目指します。

はっきり言って、理想論です。
これができたら苦労はないって話ですよね!!

でも、そういう意識で自分の心を眺めることは、自分とつながるために不可欠だと思うのです。

「正解のない問い」をわからないなりに取り組む意識、ともいえるかもしれません。

誰かと出会って、相手のことがわかり始めて、だんだん理解が深まって、大切な友人になっていくように、

自分の心の声を聴いて、自分への理解がだんだんと深まって、自分とのつながりが強くなり、心の声(本音)に気づきやすくなれたらいいな思います。

❹心と対話する意識を持つ

自分の心に「本当はどうしたい?」と問い続けます。
講座ではイメージワークで誘導してもらい、心の本音に近づいていきました。

「本当はどうしたい?」
「本当の本当はどうしたい??」

こんなふうに心と対話を繰り返しながら「自分の心」を掘り下げていくと、私の「本当の本当」は、聞き出すことがなければ知り得なかった世界であったことに驚きます。

それもそのはず、自分の本音は「感覚の世界(無意識)」に潜んでいるんですもんね。

もしも自分で探っていくのが難しいと感じたら、カウンセラーにサポートしてもらうこともお勧めです。

 

以上、振り返りでした。

ずっと手探りだった心の世界。
たくさんのモヤモヤが解消し、理解が深まる時間でした。

心の世界は広くて深い!
ますます興味津々です。

 

心理カウンセラー リエコ

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