心理カウンセラーのリエコです。
今日は私の近況報告。
「入院生活」がリトリートになって、心に変化が生じた話です。
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まだ爽やかさの残る6月初旬、人生初の入院をしました。
子供の頃から悩まされていた足痛が体のいろんなところに支障をきたすようになったので、思いきって治療することにしたのです。
足指や甲の変形を、骨を削ったりボルトを入れたりして矯正する手術です。
結構大きな手術だと思うのですが、全身麻酔かとおもいきや局所麻酔で!もちろん手術中は痛みは全くなかったのですが、手術室の様子や医師たちのやりとり、施術の音なんかもリアルに感じられて、とても稀有な体験になりました。
手術後、麻酔が切れた時にはものすごく痛くて数日もうろうとしましたが、3日後には日常生活に戻るためのリハビリが始まり、2週間入院をして、1週間安静にして、仕事に復帰しました。
現在もまだ腫れや痛みがあって、歩行がとても大変です。
患部に力がかからないように、一歩ずつゆっくりゆっくり。
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強い痛み、手術後の生々しい傷、包帯ぐるぐる巻きの足、初めての入院生活、歩行の不自由さ、サレンダーするしかない状況、たくさんの親身なサポート、頼ること、受け取ること・・
非日常の世界でたくさんのことを感じました。
まさに、リトリートです。
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そんな中で、私の中の「何か」が変わっていきました。
実は、「入院中にいろいろやろう」と思って本をたくさん持ち込み、やることリストを作っていたのですが、入院した途端、プツンと気力が飛んでしまったのです。
「こうしよう」「あれやらなきゃ」と計画していたことに、一切手を付けられないまま時間が過ぎました。
非日常の中で「感じる」ことが全開になり、「感覚」が優位になったことで、それまでの思考的マインドがストップしてしまったのかもしれません。
そしてきっと、この状態が「本来の私」です。
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【もう思考でどうにかしようとするやり方は限界だ】
【やり方を変える時がきた】
思考を頼ってしまうのは、もうクセですね汗
6年前に体に強制終了がかかって、その時にも思考を手放して「新しいやり方」にシフトしたのですが、
今回また一段深く、自分にフィットする「新しいやり方」を探るタイミグがやってきたようです。
実は最近、ワクワク楽しく取り組んできたことがちょっとしんどくなってるな・・と、なんとなく気付き始めていたのでした。
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感覚に従って、退院後から新しいやり方を探り始めました。
入院中に感じたことや気づき、これから始まる新しい取り組みについて、今後少しずつ言語化していこうと思います。
心理カウンセラー リエコ