こんにちは！
心理カウンセラーのリエコです。
女性性が優位な人はふんわりとビジョンを描くから、コレといった夢や目標がたちにくいといわれます。
でも、「叶えたい未来」が思い浮かばないあなたの中に、もしもこんな想いがあったら、それはもしかしたら、自分の心を無意識にコントロールしている状態なのかもしれません。
★なんだか同じ毎日が続いてる。
★やりたいことはできてるけど、広がりがないな。
★自由なんだけど、そこはかとない窮屈さがある。
★毎日楽しいし今の生活に不満はないが、そこそこだ
★現状を飛び出してまで何かに挑戦する気が起きない
★私がやりたいことってコレだったのかな？
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「自分の心をコントロールしている」だなんて穏やかでない言い方をしましたが、こういう方って意外と多いのではないかと思うのです。
前回に引き続き、「夢や目標はないけど、幸せになりたい！」というみなさまへの応援をこめて、私がこれまで学び感じてきたことを書いていきたいと思います！
コントロールのココロ。
コントロールとは、人や物事を自分の思うとおりに操作しようとすることをいいます。その目的は、自分を守るため。自分が傷つかないように、相手や状況を思うとおりにコントロールして、自分の心の安全を守ろうとするのです。
でも、人は無意識に「他の誰か」じゃなくて「自分自身」をコントロールしてしまうことがあります。
自分が安心安全であるために、自分に制限をかけたり、不都合な感情をなかったことにしたりってこと・・ありませんか？
自分自身へのコントロール、私の場合。
実は私も、自分の心を無意識にコントロールしていたひとり。
私の場合、それは毎日の会社生活にありました。
私は職場が大好きです。
業務過多で大変な時期もあったけど、尊敬できる社長や同僚がいて、チームの仲間とも一緒に仕事ができて楽しいし、好きな仕事に就けていることにも感謝しています。
そんな私は、入社して以来”この職場にふさわしい人で在りたい”と思ってきました。そして、無意識に自分を「会社の求める人材」に寄せていきました。
それは「自分が勝手に作り上げた人物像」なのですが、いつからかそれが私の中に「枠」として確立し、その枠にハマるよう自分をコントロールして、その中で自由に生きていたんですね。
自分らしく仕事をさせてもらっているので、パッと見は「自分軸」なのですが、「会社が求める人材」という枠の中に生きているので、実は「超他人軸(会社軸)」なわけです。
そして、「叶えたい未来」が見えなくなる。
枠の中で生きるためには、不都合な想いや体験は「なかったこと」としてスルーすることが多くなります。
これが、私が無意識にやってしまっていたことでした。
例えば、休みたくても休めない日があったり、役割として苦手な業務を引き受けなきゃいけなかったり、しんどくても笑顔でいなくちゃいけなかったり。社会生活にはそんなイロイロがあるものですが、「やだー」と思っても、こなさなければ進まないでしょう？
どうせやるなら「いやだな」と思ってやるのはしんどいし、だったらその”本当の気持ち”をなかったことにしてしまえばいい。その方が、気持ち的にラクだから・・
そうやって、私は枠の中で安全に生きるべく、自分の”心の声”をかき消し続けてきたんです。
でも、そうやって自分の心をコントロールしていると、やがて違和感を感じなくなり、自分の本当の気持ちがわからなくなっていきます。
やがて「自分の心が求めているもの」が見えにくくなり、「叶えたい未来」を描くことも難しくなっていくのです。
これが、私が陥っていた状態でした。
それは「女性性」ゆえに。
自分の心を無意識にコントロールしてしまうこと。
それは女性性の特性である「受容」「順応」「安定」にも由来します。
女性性優位な人は、その世界に自分を馴染ませることが上手です。
その場の状況にサレンダーしたり受け入れるといった「女性性」の特性から、状況に自分を合わせにいくことができてしまうからです。
また、人に寄り添ったり柔軟な対応ができたりして、どんな場所でもそれなりに楽しくできてしまう方が多いように思います。
それが「女性性」の才能なんですね。
ですが、その才能が発揮されることで、自分の「本当の気持ち」が見えにくくなるという側面も生じてしまいます。
「できること」と「したいこと」。
さらに、その場所に自分を馴染ませながら目の前のことを頑張っていると、できることが増えたり、新たな才能が育ったり、ということが起きてきます。
そして、それらを生かしてその世界でそれなりに上手くいってしまうと、「できること」と「したいこと」がぶつかって、ビジョンを描こうにも「なんだかしっくりとこないぞ」ということが起こりやすくなるんです。
私もまさにそんな状態でした。
私は”女性性優位な感覚派”なタイプ。気分が乗らないと何も進まなかったり、ピンとくることが大事だったりな、自由人気質です。
ですが、仕事場は男性性を求められることが多い日常。規律の中で生活し、ルーティンをこなし、先々を予測して事前に対処したり、効率を求めて目の前の業務をさばいています。
会社が求める人材に寄せていった結果、社会性が身についたし、思考的に物事を進めることができるようにもなりました。
ですが、上手く寄せられてしまったがゆえに、もともとの自由人気質はすっかり思考で封じられ、思い浮かべるビジョンは思考的でぜんぜんワクワクしないし、感覚的にピンとくるビジョンも降りてこない・・という状態に陥ってしまったんです。
じゃあ、私が求めている「叶えたい未来」ってどんな世界なんだろう？
そんな想いに至り、ライフワーク探しに取り組み始めたのでした。
遠回りしたからこそ。
こんな状態だったので、私の”ライフワーク探し”はたくさん迷走しました。
そして、自分が生きてきた過程が、自分が本来もっている気質とマッチしていないことに気づいたとき、私は「道を間違えちゃったのかな？」と、まるで失敗感のような感覚に陥りました。
でも、叶えたいビジョンを描いてみて今思うのは、遠回りしたからこそ得られた恩恵があるということ。
遠回りをしたからこそ、これまで辿ってきた場所で養われた「経験」「知識」「磨かれたもの」「できるようになったこと」が、必ずあるからです。
会社の求める人材に自分を寄せてきたことで「叶えたい未来」がみえなくなってしまったことは、ある意味「遠回りしてしまった」ともいえるけど、会社生活で得られたことも私にはたくさんあったのでした。
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たとえば、私のビジョンは「カウンセラーとして飛躍すること」ですが、
会社生活で経験した「人間関係」のいろいろは、カウンセラー活動において多大な恩恵となっています。コミュニケーション上の楽しいことも辛かったこともすべてが肥しだし、職場のお悩みをご相談いただいた際には組織の微細な空気感を知っていることも恩恵です。
また、職場では大人数に向けたメールやマニュアル作成など、誰かに何かを伝えるための文章をたくさん作成してきましたが、そういったスキルは、ブログや「ココロノマルシェ」の投稿で生かせています。
会社生活で社会性が身に着いたことも、一般常識という”物差しの１つ”を私に与えてくれました。
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もしも、会社生活を経ずに「カウンセラー」を目指していたら・・今のように楽しむ余裕はなかったかもしれません。
会社生活は、私の気質とは合わないところもあったけど、ここでの経験や出会いがあるから今の私があります。私を大きく豊かにしてくれたものでもあったのです。
どんな道をたどっても、それが遠回りであっても、その過程で得られた恩恵はきっと何かしらのカタチで「叶えたい未来」につながっていきます。
自分への制限を外して、叶えたい未来へ。
ここまで、「叶えたい未来」が思い浮かばないのは自分を無意識にコントロールしてしまう心が阻んでいるから、という話を書いてきました。
でも、自分を無意識にコントロールしてしまうのは「自分の心の安心安全を守ろう」とする本能であり、それが自らの才能によって強化されてしまっていたなら、抗えなくても仕方がなかったんだなぁなんて思う私です。
「もしかしたら、私も自分をコントロールしているのかな？」
そんな疑問を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひお話を聞かせてください。自分のことって自分がいちばんわからないといいます。カウンセラーのサポートが助けになるはずです。
これから始まる１日１日は、あなたの「未来」に確実につながっています。
これを読んでくださっているみなさまが「叶えたい未来」と出会い、あなたのペースで前に進んでいけますよう、応援しております！
（女性性優位な方のための「望みの叶え方」のヒントはコチラに書いていますのでよろしければ参考になさってください。）
心理カウンセラー リエコ
望みを叶えるポイントは、「その気になること」なのだそうです。
私たちの世界って自分の「意識」が作っているから、自分を「その気」にさせることで、意識をリアルなものに高めることができるというわけです。
３月に行われる予祝イベントは、「こんな世界を生きたい！」というビジョンを抱いている仲間が集まって、みんながそれぞれの「叶えたい世界」を生きる時間。
「生きたい世界に生きる自分」が見ている世界を先取りして眺め、あらかじめ「望みの実現」を祝うことで意識を高め、ワクワクしながら望みを引き寄せよう、という企画です。
ルーティンの中に埋もれてしまっている、私の中の小さな「望み」を掘り起こして、叶った喜びの体感を自分にプレゼントしてみませんか？
