「慢性的な問題」は自分ひとりでは癒せない。

ココロのこと

心理カウンセラーのリエコです。

ココロノマルシェの回答を書きながら、”自分の言葉”が自分に刺さることがあります。

それは、私が「何かを伝えたい」と思って選ぶご相談が、自分の歩んできた道だったり、乗り越えてきた課題だからかもしれません。

ご相談者さんに向けて心を込めて綴っている回答は、1周まわって自分の過去の痛みを癒したり、過去の「慢性的な課題」についての学びを深めさせてくれるものになっているようです。

人生を振り返ると、誰にでも1つは「あぁ、まただ」というような、何度も繰り返されている問題があるものです。

例えば、
恋愛では「また2番目のポジションになってしまった」とか、
職場では「また上司がモラハラだ」とか。

何度も繰り返されることで習慣化され、意識に上がってこないものもあるのかも。

また、気づいていても、無意識に発動されてしまうその習慣からどうやって抜け出せばいいのか、自分ではわからなくなったりして。

先日のカウンセリングはで、クライアントさまの「慢性的な問題」について聞かせていただきました。

ずっと向き合い続けてきて、もう自分ではどうしたらいいのかわからない、と。

ぐるぐると想いを巡らし続けて、問題にすっぽりと包まれてしまった状態なんだなと感じました。苦しいですよね。

人は「どうでもいいこと」について悩み続けることはできません。

だから、その方にとっては人生をかけるくらいの大問題なはずです。

でも、ずっと答えを見つけられなかったのだとしたら、それはもう、自分の中に解決方法がないということ。

自分ひとりでは、どうにもできないということ。

実は、私が参加した2期のお弟子講座でも、
最後のデモセッションのテーマは「慢性的な問題」でした。

運よく、私の課題をとりあげていただいたんです。

それが問題となっている裏側にはそれだけ「大きな痛み」があり、その痛みの裏には、同じかそれ以上の「才能」がある。

だから、「その才能(=自分の偉大さ)を受け取る、認める」ことでしか、その慢性的な問題を攻略できない。

でも、自分の資質は、自分よりも「周りの人」の方がよく見えるもの。

その価値&魅力を隠すことなく、自分の資質として生かすことで、慢性的な問題は解消される。

そんなセッションでした。

「自分の姿は、自分には見えない」といいます。

もしも自分に人にはない個性があったとしても、自分にとってはそれは”無意識”で”当たり前”だから、自分を客観的に眺めるって難しいのです。

自分の資質は、自分よりも「周りの人」の方がよく見える。

であれば、慢性的な問題を攻略するには、「自分ひとり」で頑張るよりも、周りに助けてもらう方が、スムーズに運びそうです。

私も何かと「自分ひとり」で乗り越えたいタイプでした。
今でも気を抜くと、つい。

でもそれは幸せへの近道ではないと、今はよくわかります。

自分の姿は自分では見えないし、ぐるぐるの中にすっぽり包まれてしまったら自分ひとりでは抜け出せないし、自分の資質は周りの人に教えてもらわないと気づけない。

慢性的な問題って、自分ひとりでは癒せないんだなってつくづく思います。

「慢性的な問題」は誰にでもあるし、私にもまだ乗り越えたい課題があります。

周りの方々との関わりの中でいろんなことに気付かせてもらいながら、1つ1つ課題を乗り越えて、自分が癒されてきた過程で得た学びをクライアントさまのサポートに生かしていこうと思っています。

もしも「慢性的な問題」というワードにお心当たりがあれば、ぜひお話をきかせてください。

あなたの痛みの裏側にある「才能」を見つけるお手伝いが出来たら嬉しいです。

 

心理カウンセラー リエコ

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