「直感」はライフワークへの近道。

ココロのこと

心理カウンセラーのリエコです。

台風が速度を落として九州エリアに停滞していますね。
できるだけ被害が少なく通り過ぎてくれますように。。

実は、今日は九州の友人と東京で会う約束をしていたんです。でも飛行機が欠航になってしまいました。とても残念だけど、彼女とは不思議なご縁があるのでまた遠からず会える気がしています。

友人との出会いは、カナディアンロッキー。
もう10年くらい前のことです。

それは私にとって、初めての海外ひとり旅でした。
一緒に行くはずの友人が行けなくなって、でもどうしても見たい景色があって、思い切って飛び出していったんです。

海外の、大自然しかない山の中にひとりで行くなんて!
今思えばすごく無謀に思えるけど、どうしてもワクワク抑えられなくて。

結果、同じB&Bに宿泊していた友人姉妹と出会って、そこから3日間ずっと一緒に大自然を大満喫し、その後も旅先の京都で偶然会って一緒に旅したり、東京でも何度も会えていて、今も続く友人となりました。ご縁ですね。

あの時、思い切って出掛けていって本当によかったなぁと思います。

友人との出会いを振り返りながらふと思ったのですが。

私はたまに突拍子もない大きな決断をすることがあります。
直感が「これ!」って言ってくるんです。
普段は優柔不断なのに、こういう時の私はほぼ即決。

初めての”海外ひとり旅”もそう。
レーシック(視力回復手術)も。
クリスタルボウルの演奏を習ったのも。
その後の”海外ひとり旅”も。
引っ越しも。
カウンセラー養成講座に申し込んだのも。

どれも私の世界を広げてくれたものばかりです。
直感に抗わなかった自分に「ありがとう」と言いたい!

そして「直感」に抗わず突っ走るのは、きっと私の本質です。

一方で。
普段の私はとっても怖がり。
私の思考は基本的に「現状維持」の姿勢です。

仕事で結構しんどかった時期も「転職」は発想すら浮かばず、同じ場所でいかに生きようかともがきました。

もちろんしんどい以上の魅力もあったわけですが、体が強制終了して休職となり「その後の人生の選択肢」を初めて目の前に並べた時も、私は現状から離れることを非常に怖れました。

その場所は、思考的には「とても安全な場所」だったからです。

なんでそんなに「怖れ」に囚われるんだろう?

それは、私に「不安定」に対する耐性がなかったからかもしれません。

世間体や一般常識を重んじる家庭環境、規律が厳しかった学校、堅実な職場。私が生きてきた場所は、周りに寄り添って真面目に頑張れば安定が得られやすい場所ばかり。

自ら選んで20年近く続けた習い事も「茶道」という型のある世界でした。

どれも「直感で突っ走る」のとは真逆の世界ですね。

私は自分が思っている以上に「安心安全を求める思考」に囚われ、「自分の本質」を重たい思考で抑えて生きているのかもしれないな、と思います。

「人は変化を怖れる生き物である」とよく言われます。

自分の本質に合った生き方を「ライフワーク」というなら、ライフワークの追求って、現状から離れることへの怖れ(変化する怖れ)との闘いですね。

これまで自分を守ってくれていた保守的な世界を手放せるのか?
怖れの強い私にはとても勇気がいることのように思えてきました。

でもでも、それでもライフワークを諦めたくない!
そんな私はどうしたらいいのでしょう?

ビジョンを見続けて「今できること」を地道にコツコツと続けること。そこにひたすらコミットすること。それしかありません‥当たり前だけど。

そして、直感に抗わず怖れを超えて進むこと。
これが一番の近道になりそうです。

直感は「潜在意識の声を思考に気づかせるツール」ともいわれます。

たまに読み違えちゃうこともあるけどね!
そういう時は「直感」に思考や怖れが混じってしまうのかもしれません。
トライ&エラーしながら、自分の声とつながっていきたいです。

そして、もしも直感がやってきたら「怖れを超えてGO」の精神で、思い切って飛び込んでいこうと思います。

 

心理カウンセラー リエコ

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