こんにちは!
心理カウンセラーのリエコです。
気付けば、3月も半分が過ぎましたね!
そして3月といえば卒業のシーズン。
私もこの3月で根本師匠のお弟子講座を卒業して丸4年になります。
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本講座に補講なども加えるとトータル120時間を超える授業時間。
デキナイワカラナイと唸りながら脳みそを捻り出してこなした課題たち。。
休職明けのタイミングでスタートしたお弟子講座でしたが、講義を重ねるにつれ「心の世界」にどんどん引きこまれ、体調不良なんて飛んでいってしまうくらい、とにかく楽しい半年間でした。
ハードなカリキュラムも、仲間と切磋琢磨した日々も、今では大切な宝物です。
お弟子講座を通して得たことはたくさんあるのですが、今日はその中でも、私のマインドを大きく変え、今も大切にしている言葉を1つご紹介したいと思います。
「ちゃんとする」の落とし穴
お弟子講座は期間が半年間と決まっているので、カリキュラムも濃厚だし、「初めてのこと」にもどんどん挑まされます(←言い方!)。
例えば、
ブログを始めるとか、傾聴やカウンセリングの実践練習とか、イメージワークとか、一般の方にご協力いただいてのモニターカウンセリングとか、とかとか。。
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当時の私は休職明けで体力が足りず、常に極限状態。
そんなこともあって、学びが進む中で、普段は表に出てこないいろんな自分が出てきたんですね。
中でもいちばん私を苦しめたのは、私の中の「鬼軍曹」の存在でした。
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自覚はなかったのですが、私の中には「ちゃんとする」という謎の基準値があって、そこに達しないと、私の中の鬼軍曹がお尻を叩いてくるのです。
その基準値があったおかげで、社会生活ではとても順調にやってこれました。
でも、初めての世界って「できないこと」が当たり前じゃないですか。
なのに、鬼軍曹が「ちゃんとしないと」って基準を課していくものだから、何をするにも、1つ1つがものすごくしんどかったのです。
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それだけではありません。
「ちゃんとする」の基準値って、とても曖昧なもので。
言い換えるなら「普通以上である」とか「周りから外れないこと」となるのでしょうか。
これを基準に置いてしまうと、私たちはいつも周りを見回すことになります。
そして、無意識に「周り」と「自分」とを比較して、一喜一憂するのです。
今、出来ることをする。
そんな時に私がいつも唱えていたのが、「今、出来ることをする」という言葉でした。
休職中、根本師匠のカウンセリングで言われた言葉です。
「今、自分ができることをやる。それでいいんだよ。」
しんどくなったらこの言葉を唱えて、その時の精一杯をやること、その時の「自分の精一杯」を許すことを、ひたすらしていきました。
だって「今できること」しかできないですもんね。
それが「現時点のMAX値」なのですから。
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お弟子講座は「自分自身と向き合う場」です。
なので、自分を深堀りする中で、自分の慢性的な問題に気づいたり、葛藤したりがあるわけですが、
どんな時にも都度この言葉を唱え続けました。
そうしていくうちに、「今出来ることをやるしかないんだ」と腑に落とせた頃には、自分を責めることがほとんどなくなり、本当の意味での「マイペース」を持てるようになっていました。
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実は、私はお弟子講座の卒業後に「燃え尽き」状態となり、体調不良も重なって、数年間にわたる冬眠生活を経験しています。
頑張りたいのに頑張れない。
エネルギーが足りなくて、ひたすら勉強を続けるしかできない。
そんな苦しい日々を支えてくれたのも、この言葉でした。
この4年間、この言葉に何度救われたかわかりません。
そしてきっと、これからも。
10年続くカウンセラーを目指そう
お弟子講座のコンセプトは「10年続くカウンセラーを目指す」こと。
私の場合はあと6年か‥その頃の私がどんなことになっているのか全く想像できません笑
でも「今、出来ること」をしていった先には、きっと今よりもっと自分らしく、自分の本質にフィットした活動ができている確信があります。
とても楽しみです。
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さて。
お弟子講座の10期がもうすぐ募集開始です。
年齢・性別・職業などなど、バックグラウンドがみんなバラバラなので、卒業すると期を越えて「それぞれのビジョンに向かいながら、磨き合う仲間」になっていくのが、お弟子講座の面白さ。
新しいお仲間が増えるのを心待ちにしています!
心理カウンセラー リエコ